コーヒーショップのフランチャイズはどう
コーヒーショップ経営も、独立希望者に人気の業種だ。
最近は、街の至る所にコーヒーショップがあって、過当競争気味だけど、フランチャイズが多い。
ラーメン屋やお好み焼き、たこ焼きなどの粉モノは、仕入れ原価が低いので、うまくやれば儲かるというが、コーヒーショップも原価がかなり低めの商売だ。
それもおそらく理由の一つだろう。
ただ、そういうフランチャイズが多いということは、競合が多いと言うことだから、素人が軽々に参入するのは危険だ。
フランチャイズのノウハウを知った上で、商機があると踏めば出店も可能だけれど、参入障壁が低い商売というのは、そんなに簡単ではない。
簡単に参入できて、簡単に潰れていく。
それが参入障壁の低いビジネスの宿命だ。
フランチャイズの是非
コーヒー店のフランチャイズで現在、最も有名なのは、スターバックスだ。
現在の日本で最高のシェアを誇るスタバは、フランチャイズによるチェーン展開を積極的に行ってきた。
最近でこそ、売り上げが頭打ちになり、経営が疑問視されているが、それでも全国どこでも同じコーヒーが飲めるというのは、大きなメリットだ。
コーヒー店のフランチャイズは他にも、ドトールコーヒー、プロントコーポレーション、珈琲館、タリーズコーヒージャパン、SEATTLES BEST COFFEE、カフェ・ド・クリエ、ブレンズコーヒー、カフェデュモンド、マックカフェなどがあり、しのぎを削っている。
だからコーヒーショップを経営しようと思ったら、これらのチェーン店と競争しないといけないと言うことは、肝に銘じておかねばならないだろう。
どこかのフランチャイズに加盟するにしても、そのチェーン店で戦えるのか、そこも考えどころだ。
それが決まれば、運営ノウハウが出来上がっているので、その通り実行すればお店が開ける。
もちろん、それ相当の開業資金が必要であり、開業後も、本部にロイヤルティを払い続けなければならないから、儲けが出るかどうかは、経営力次第だが。
どうしてもコーヒーショップ!という人以外には、ちょっと辛いケースかも知れない。