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フランチャイズ、業種は慎重に探せ
フランチャイズであっても、開業するまでの道のりは大変だ。
まず、フランチャイズ制やフランチャイズチェーンについて、一通り学ぶ必要がある。
定期的に行われているフランチャイズの展や、フランチャイズ本部の主催する様々な説明会にいくつか参加してみるのもいいだろう。
フランチャイズと言っても、様々な企業が様々な条件で展開しているので、3つ以上見て、検討する方が良いだろう。
またそういうことによって、今後の成長分野や、事業としての成功可能性も見えてくるかもしれない。
コンビニやラーメン店のチェーンは、よく見かけるから自分でもできそうに思うが、逆に言うとこういう「簡単そうに見える」分野ほど、競争が激しく利益が出しにくい。
大阪では、何か始めようと思ったらすぐに「たこ焼き」「お好み焼き」ってことになるようだが、うまくいく店は滅多にない。
参入障壁が低い簡単にできそうな商売というのは、どんどん新規参入者が現れるので、競争は常に激化する。
だから開業する業種は、慎重に探さないといけない。
ニーズがあって、供給者が少ない商売を探せ
何かの商売を成功させようと思ったら、
- ニーズはあるか?
- 自分が欲しいと思うか?
- 周囲で手に入りにくいか?
- その業種は、自分に合いそうか?
などということをまず調べなければならない。
開業するにはさらに、
- 店舗を開業する場所は確保できるか?
- 立地条件はいいか?
- 開業資金は足りるか?
- 経営の経験、商品知識があるか?
などということも調べないといけない。
そうやってまず業種を3つくらいに絞ってから、実際に自分が契約するチェーン店をさがす。
チェック項目としては、
- 独自性がある
- 競合他社との差別化ができている
- すでに世間に受け入れられている
- しばらくはまだ成長が見込める
- 既存店の実際の売上が良い
- 本部社員ががっついていない
などが挙げられる。