飲食店、ネットカフェ、マンガ喫茶のフランチャイズ
フランチャイズで独立しようと考えたとき、どう言ったフランチャイズがあるのか、まず調べるべきだろう。
そして次に、どう言ったフランチャイズなら自分にできるのか、それをじっくり考えてみる必要がある。
商売は「商い(飽きない)」と言うが、自分が飽きてしまうような商売は、長く続かないし、興味もそのうちなくなってしまう。
だから、フランチャイズとしては、コンビニなどがメジャーだけれど、自分は飲食店や飲食関係の仕事がやりたいんだと思えば、そっちをやるのが精神衛生上、いいことだろう。
さて飲食店のフランチャイズには、ファミレスやハンバーガーショップ、カレーハウスや牛丼屋、持ち帰り弁当屋など、非常に多くの種類がある。
ブランド名を上げると、▼ファミリーレストラン系ガスト、ジョナサン、ジョイフル、デニーズ、ロイヤルホスト、▼専門店系びっくりドンキー、カレーハウスCoCo壱番屋、▼ファストフード系ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ミスタードーナツ▼持ち帰り弁当系ほっかほっか亭、ほっともっと、本家かまどやなどがある。
全国規模でチェーン展開している主な飲食店は、原則としてフランチャイズ方式でチェーン展開を行っていると考えればよいだろう。
飲食もできる施設のフランチャイズ
一方、飲食もできるサービスのフランチャイズというのもある。
ここ最近では、ネットカフェのフランチャイズ募集が盛んだ。
少し前なら、ネットのないマンガ喫茶も多かったようだが、マンガも読める、ネットもできる、軽食も食べられる、仮眠もとれる、そういう総合サービスのネットカフェというものが人気だ。
マンガ喫茶やネットカフェのサービスを取り込んだものなので、「複合カフェ」と呼ぶ場合もあるが、最近ではもう両方備えていないと、お客の入りは悪いだろう。
マンガ喫茶、ネットカフェのブランドとしては、 * 自遊空間、 * まんが喫茶ほっとStation、 * コミックバスター、 * まんが喫茶リラックスなどというのがあるが、マンガに重点を置きたいなら、マンガの品揃えを増やさないといけないし、そうではなく、休憩スペースとしての商売をしたいなら、ネットやゲームに重点を置く方が良さそうだ。
さて複合カフェのフランチャイズは、比較的初心者の方にお勧めだという。
というのは接客から店舗管理に至るまで、ほとんどの経営項目がマニュアル化されているからだ。
これも、積極的にフランチャイズ展開が進められているし、競合店との競争も激しいため、ものすごいスピードでマニュアルやシステムが更新されているせいだろう。
ネットカフェの場合、変な話、飲食は自動販売機だけでも成り立つ。
ファミレスにあるような、ドリンクバー形式でもいいわけだから、普通の飲食店を開くよりは、はるかに楽だ。
変な話、安全管理と顧客管理さえできていれば、ネットやゲームと言ったものでお客さんが遊んで帰ってくれるので、儲けは多い。
ただ、経営したい人には、つまらないのかも知れないが。