コンビニは、フランチャイズ展開が基本
フランチャイズ展開を基本としている業態といえば、コンビニだ。
コンビニというのは、やや小さめの広さでも経営でき、市街地の既存スペースが利用できるし、地元に密着していないと繁盛しない業態だから、直営店を展開するより、地元の商店主と手を結んだ方が、うまくいくって事だろうね。
全国展開しているコンビニチェーンとしては、セブンイレブンやローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、他にも最近ローソンに買収されたam/pm、ポプラや山崎パン系列のデイリーヤマザキなどと言ったものがある。
また99円ストアのSHOP99や99イチバも24時間営業で「生鮮コンビニ」と呼ばれる。
ウィキペディアの記述によると店舗数は、2009年1月現在で、# セブン-イレブン 約1万2100店(セブン&アイ系列)# ローソン 約8600店(三菱商事系列)# ファミリーマート 約7300店(伊藤忠商事系列)# サークルKサンクス 約6100店(ユニー系列)# ミニストップ 約1900店(イオン系列)# デイリーヤマザキ 約1600店(山崎製パン系列)となっていて、他にも地方中心に展開しているコンビニもある。
たとえばセイコマートは北海道だし、スリーエフは、関東にしかない。
コンビニは、フランチャイズシステムの見本
コンビニというのは、フランチャイズを基本としているので、そのためのインフラやマニュアルが充実している。
経営方針、陳列方法、従業員教育、クリンネス(清掃)など、店舗経営のための基本がマニュアル化されていて、自分で一から試行錯誤して創り上げる必要がない。
コンビニ業界のマニュアルは、歴史が十分長いだけに、かなり完成度が高いモノになっている。
だから食料品店などをやりたい場合でも、初めて独立起業をめざす場合は、コンビニから始める問いのも良いだろう。
富士山を登るのに、ふもとから登るのと5合目から登るのとでは、大変さが違うが、コンビニのフランチャイズに参加すれば、一気に5合目や6合目からスタートすることができるわけだ。
だからコンビニ経営に強い関心はなくても合同説明会があれば参加してみた方がよい。
他の業種のフランチャイズを始めるにしても、コンビニと比較すれば、どの程度のフォローが受けられるか、大まかに分かるはずだし。