顧客に安心感を与える話し方とは?
顧客満足度アップには、「安心感」も大事だ。
女性は男性の「自信あふれる態度」に惹かれるようだが、自信のなさげな商品やサービスは、お客さんを不安にさせてしまい、満足度を下げる要因になる。
毎年、何百億円もお金を集める巨大な詐欺事件が世間を騒がせているが、経営者は共通して、常に自信満々だ。
彼らは結局、自信満々の態度で臨めば、ウソでも人はお金を出すということを知っていると言うことだろう。
残念ながら、詐欺であっても自信ありげな態度で臨めば、顧客は獲得できると言うことだ。
逆に言うと、自信なさげな態度は、顧客満足度を下げるので、避けるべきだと言うことだ。
そのためには、お客さんに提供する商品やサービスを追求する事が大事だろう。
ゆっくりハッキリ話す、要点は確認する
顧客に安心感を与えるには、話し方が非常に重要だ。
セールスには、コールドリーディングやNLPという技術が最近もてはやされているが、その要点は、相手のペースに合わして心を開くと言うことだ。
ただし、これは共感を利用して相手の心を開くためのメソッドであるから、安心感を与えるには、別の要素も必要になってくる。
お客さんの心を開くには、 * ミラーリング * バックトラッキング * ペーシングなどという技術があるが、「ミラーリング」とは、相手の姿勢、仕草、格好などを鏡のように真似る。
ただし、さりげなく。
「バックトラッキング」とは、相手の言ったことを、そのまま復唱すること。
相手の言ったことを正確に繰り返すと、相手のことを理解しているというメッセージになるという。
ペーシングというのは、相手の話すペースに、自分の話すペースを合わすと言うことだ。
こちらのペースにお客さんを引き込むのではなくて、お客さんのペースにまず合わせて、橋を架ける。
こういう風なことを心がければ、親近感が上がり、お客さんは安心する。
その上で、自信を持って自分の商品やサービスを奨めることができれば、良いだろう。