すかいらーく、最後の店舗、閉店。これからは?

すかいらーくというブランドのお店の、最後の一件が閉店したそうだ。

 

閉店といっても、より経済的な、ガストブランドに変更と言うことのようだが、戦後の高度経済成長期からつづく、日本の50年近くにわたるバブルの終焉ってことだろう。

 

日本の経済は、今、大きく変わりつつある。

 

変わりつつあると言うより、もう変わっているのだけれど、それがカタチとして見えるようになってきた。

 

基本的には、輸出依存型の経済が終わり、モノ中心の経済が終わったと言うこと。

 

外国に高性能の商品を輸出して、外貨を稼いで、それによって大企業から下請け企業まで潤っていた日本経済。

 

ところが共産主義の破綻によって、日本の労働コストの5分の1や10分の1の東ヨーロッパや中国・ベトナムといった国の労働力が、自由市場に大量に流れ込んできた。

 

その結果、ありきたりのモノはそういう労働コストの安いところで作ればいいことになってしまい、国内で作られるのは上等の、高付加価値のモノばかりということになった。

 

しかし上等なモノを買える人口は、労働人口に比べてはるかに少ないから、結局製造業は縮小の方向で、人々はどんどんサービス業へ仕事を変えている。

 

サービス業とは、低賃金があたりまえの業態

しかしサービス業というのは、儲からない仕事である。

 

というのも、工場で大量生産出来るようなモノとは違って、作りたいときにたくさん作っておくと言うことが難しいから。

 

サービスするにはサービス要員が必要だけれどサービス要員を待機させておくには、コストがかさむ。

 

お客さんが来ないのに、従業員を待機させておかなければならないのが、サービス業の一番難しいところなのだ。

 

だから労働組合の「連合」の所得調査でも、サービス業の収入は、平均所得より常に下回る。

 

一部の金融サービス関連以外は、平均を1としたときに0.8前後。

 

平均月収が30万円なら、サービス業は24万円ってことだね。

 

これは、正社員・長期雇用社員のデータだから、アルバイトや日給月給のような従業員になると、もっと少なくなる。

 

美容師だとかスーパーの店員などになると、25日勤務で13万前後。

 

これを「そんなもんだね」と感じる人は、正しい感覚の持ち主だろう。

 

これを「そんなに少ないのか?ウソだろう」と思った人は、今の日本の経済の実態がよく分かっていないってことだろう。

 

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