起業すると言うことは、経営者になると言うことだ。となると、経営について、基礎的な知識が必要になる。会社経営するには、経済知識、会計の仕組みなど、いくつかのことを理解していないと困る。まず大事なのは、お金の流れや、収益と支出だ。サラリーマンの時は、毎月決まった額が収入として入ってきたが、経営となるとそうは行かない。毎月毎月、売り上げを上げないと、やっていけない。その一方で、決まった額が毎月出ていく。...
経営の奇策 ビジネスのヒント記事一覧
経営者は、従業員に、経営の方向性を示さないといけない。「●●万円の売り上げを上げろ」と言っても、それをどういう形で達成するか、具体的に示せなければ、従業員も困る。そのために重要なのが、経営理念だ。経営理念とは、どういう経済価値を顧客に提供し、どういう組織を目指すのか、それを具体的に言葉にしたものだ。従業員は、経営者の示した経営理念をベースに、それを実現することを仕事としているのだ。会社人を、三つの...
経営に当たって、まず経営理念が必要だ。自社がどういう経済価値を提供し、社会でどういう位置づけを目指すのか、それをまずハッキリさせる。たとえばコンビニを経営するなら、24時間消費財を供給し、地域の人々に利便を与える、と言ったところだろうか。ラーメン屋なら、人々の空腹を癒し、ホッとする一食やひとときを提供するとか、経営者それぞれの理念があるだろう。で、次に必要なのが、経営戦略というやつだ。戦略というの...
自分のところのお客さんは、一体どういう人たちなんだろう?経営が不振だったりすると、どうしてもそういうことを再確認する必要が出てくる。いわゆる顧客分析というヤツだ。ポイントカードなどを出しているお店というのは、そういうデータを集めて、品揃えに反映させている。スーパーやデパートでは、ポイントカードを発行して会員情報を集めている。POS(レジ)データから、会員がいつどこで何を買ったかというデータをデータ...
ポイントカードというのは、集客にも役立つツールだ。たとえばドラッグストアのトモズなんか、紙のポイントカードにハンコを押しているだけだけど、ポイント2倍デーとか、3倍デーの時は、かなり店が混む。いつもなら、数人しか並ばないのに、そういうときは十人くらいレジに並び、おかげで電車に乗り遅れそうになったことが何度もある。そしてポイントカードがいっぱいになって、500円ほど割引になったりするとうれしいが、年...
エブリデイ・ロープライス戦略というのがある。エブリデイ・ロープライス戦略というのは、簡単に言うと「毎日安い」というイメージを作るビジネスだ。常に近隣の競合他社の最安値で、商品の販売価格を決めて売る。お客さんは、常に安いことを知っているので、必要なモノを値札も見ないで買える。「このお店なら、なにを買っても高くないから」という感じで、モノをポンポンと買い物カゴに入れる。このエブリデイ・ロープライス戦略...
「ワンプライス戦略」とは、均一価格で展開するビジネス戦略だ。売る商品の価格を一種類にして販売することで、お客さんは値段を気にせずに買い物することができる。予算によって買える数が決まるので、数だけ気にしておけば良い。全皿120円の回転寿司とか、一品298円の居酒屋などが、ワンプライス戦略になる。定食屋チェーンの大戸屋も、もとは50円均一でおかずを出していた食堂だったね。こういうワンプライス戦略は、チ...
ワンプライス戦略とは、均一価格で商品を売るタイプのビジネスだ。100円ショップで大企業となったダイソーなどは、その筆頭だね。ダイソーなどの100円ショップ以外でも、一皿120円の回転寿司チェーンや、一品298円の居酒屋チェーンなども、ワンプライス戦略を採るビジネスだ。ワンプライス・ビジネスは、昔から色々あって、たとえば大阪の串カツ屋さんなども、一串80円とか100円等というように、串の数で代金が分...
300円ショップという新しい価格帯の、ワンプライスショップが躍進しているという。3COINS(スリー・コインズ)というチェーン店で、100円均一ならぬ300円均一のお店だ。2018年2月時点で176店舗のチェーン店で、女性に人気が高いという。100円ショップといえば、ダイソーやキャンドゥを思い浮かべるが、スリー・コインズはなぜ100円ショップではなく、300円ショップを展開しているのか?ワンプライ...
開業・起業して、ようやく経営が軌道に乗りだしたと思ったら、円高や不況で売り上げが急に落ちてしまった...そういうときには、いくつかのセーフティネット貸し付けというのがある。たとえば日本政策金融公庫(国民生活事業)では、一時的な環境の変化などが原因で、業況が悪化している事業について、経営基盤を強化させるためのサポートをしている。これがセーフティネット貸付というやつで、3種類ある。(1)経営環境変化対...
日本政策金融公庫の中小企業事業では、様々な資金を用意して、中小企業を支援している。金融環境変化について、引用しておこう。引用元はこちら↓日本政策金融公庫の中小企業事業金融機関との取引状況の変化により、一時的に資金繰りに困難をきたしている中小企業者で、中長期的には資金繰りが改善し経営が安定することが見込まれるかた。ただし、次のいずれかに該当するかた。1.取引金融機関が行政庁から業務停止命令(一部業務...