ポイントカードは、集客・売り上げ増・顧客囲い込みにも役立つ

ポイントカードというのは、集客にも役立つツールだ。

たとえばドラッグストアのトモズなんか、
紙のポイントカードにハンコを押しているだけだけど、
ポイント2倍デーとか、3倍デーの時は、かなり店が混む。

いつもなら、数人しか並ばないのに、そういうときは十人くらいレジに並び、
おかげで電車に乗り遅れそうになったことが何度もある。

そしてポイントカードがいっぱいになって、
500円ほど割引になったりするとうれしいが、
年に数回、割引はがきが届いたりして、これもありがたい。

そういう風に、ポイントカードというのは、
紙のカードであっても大きな集客力を生むワケだ。

また、ポイント2倍デーや3倍デーの時は、
余分なものもついつい買ってしまう。

500円でハンコ1個だから、980円だとなんだかもったいない。
たった20円の差で、ハンコ2個分損してしまうから。

そこで他の商品を探して組み合わせて千円以上にして買う。


ポイントカードでクロスセル・アップセル

要するに、500円単位でポイントをつけるという条件があるために、
勝手にクロスセルになっちゃうわけね。

クロスセルというのは、あるものを買ったときに、
他のモノも薦めるというというセールス手法だ。

マクドナルドが全国展開し始めた頃、
「ポテトもいかがですか?」
と必ず売り子の女の子に言わせて有名になったヤツだ。

そのあと、サンキューセットとか、バリューセットというような
セットメニューができたため、最近はそういうお薦めはしていないようだが、
若い男性などは、ついつい食べたくもないポテトを買わされたものだった。

amazonなんかでも、「これを買った人は、こんなものも買っています」というような
関連商品情報を表示するようになっているが、
一つの商品には必ず関連商品というのがあるので、
それも同時に買ってもらうことで売り上げを伸ばすわけだ。

また、ポイントカードがあると、
特定のお店で買わないと損だという意識が出てくる。

同じ商品がいろんな場所で買える場合、価格的にはどこで買っても同じだが、
ポイントを貯めている人は、そのお店で買おうという意識になる。

これもいってみればポイントカードによる勝手に顧客囲い込みだ。

だから顧客囲い込みのために、頻繁に特売を打つより、
ポイントサービスを充実させた方が、大きな効果がある。

売り上げが落ちる時期には、2割引サービスのお客様優待はがきを
利用期限10日位にして送れば、急いで買わないと損すると思って行く。

トモズというと、住友商事系のチェーンで、資金力はあるはずなのに、
なぜずっと紙のポイントカードを使っているか。

レジ会社に勤めていた経験のある自分にとって、これはずっと疑問だったが、
自分の行動を顧みてみると、クロスセルになっていたんやね。

100円で1ポイントつけるより、500円単位で1ポイントというのも、
業種によっては大きな意味があると言うことか。

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