顧客満足度というのは、案外、ちょっとしたもので変わってしまう。
たとえばデパートの食品売り場にある、「イートイン」というサービス。
狭いスペースのおまんじゅう屋さんなのに、
なぜかイートインコーナーがあったりする。
アレって端から見ると、ちょっと貧乏くさいよねえ。
でもしかし、それでもしっかり利用客がいるようだから、
必要なサービスなんだろう。
和菓子を一箱買って、で、ちょっとだけ食べて帰りたい。
そういうときに、箱を開けて公園で食べるのも、
さすがに気が引ける。
おいしいお茶も欲しいしね。
そう言う場合、多少狭苦しい場所でも、
食べる場所があるというのは、大事なサービスなんだろう。
だからそう言う場所を作っているかどうかでも、
顧客満足度は変わってしまうって事だ。
お客さんのお望みは、一口食べて、
お茶を一杯呑むだけ。
それが提供できるスペースがあれば、それで良い。
多少狭くたって、関係ない。
温かいお茶を出すというのは、それだけですばらしい
温かいお茶や、冷たい飲み物。
これがあるだけでも、顧客満足度はかなり変わる。
顧客満足度を上げる手っ取り早い方法としては、、
お客さんに「ホッとしてもらう」のが一番だろう。
現代社会に生きる我々は、緊張の連続だから、
ホッとさせられることを、非常にうれしく思う。
そこへ行けば、温かいお茶が飲める、
暖かい豚汁が食べられる。
そう言うモノがあるだけで、そのお店に足が向く。
逆に言うと、現代はそう言う場所が、
意外に少ないって事だ。
お客さんが来ても、お茶の一つも出さない。
冷たい水は出てくるが、
温かいお茶は、なかなか出てこない。
私が牛丼チェーンやお寿司屋さんに入って、
まずやることは、お茶を飲んでホッとすること。
大戸屋に行っても、必ずお茶だ。
そうして体や心をゆるめて、のんびり飯を食う。
ホッとすると言うことは、一つの大きな価値なのだ。
こういう感覚を大事にすれば、顧客満足というのは、
必然的に上がるだろうね。
たとえ食べ物屋でなくても、
待たせることがあるなら、
お茶だけは用意しておくべきだろう。
一番簡単な差別化だ。
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